巻頭特集

NYの屋外サマーイベントをチェックして、残りの夏を満喫しよう!

8月も後半に差し掛かったが、まだまだ夏のイベントが目白押し! 最高峰の 演劇や音楽を屋外で楽しめるまたとないチャンスはニューヨークの醍醐味だ。イベント情報をチェックして、残りの夏を満喫しよう! (取材・文/菅礼子)


緑に囲まれた開放的な空間で
最高峰の観劇を楽しもう

昨年は新型コロナウイルスの影響で、ニューヨークの夏の屋外イベントは全てキャンセルされてしまったが、今年はワクチンの普及により、待望の屋外イベントがついに戻って来た。

パブリックシアターが主催し、セントラルパークの野外劇場「デラコルテ劇場」で行われる「シェークスピア・イン・ザ・パーク」も公演が復活した。サーヒム・アメリ監督によるウィンザーの「メリー・ワイブス」として9月18日まで公演される。無料でシェークスピアの演劇が見られるとだけあり、毎年人気のイベントだ。無料チケットの入手方法は「ゴールドスター」からチケットを申し込むことになる。抽選ではあるが、ダイナミックなシェークスピアをセントラルパークの屋外劇場で見ることができるのはニューヨークしかない。

 

人気の高いシェークスピアは毎年演目が変わる

 

今年はブライアントパークピクニックも復活

「ブライアントパークピクニック」もバンク・オブ・アメリカのサポートで6月からスタートしており、25つのライブが9月20日まで開催される。こちらも無料で毎年ニューヨーク・フィル・ハーモニック、ニューヨーク・シティー・オペラなど、一流の観劇を芝生の上で楽しむことができる。今年は同時にライブストリーミング配信も行われるため、多くの人が視聴可能だ。

「芸術こそがニューヨークを形成し、地元の文化を盛り上げます。近隣の人々の健康と安全を優先しながら、コミュニティーと芸術を共有させる。ピクニックパフォーマンスのライブストリームを通じて、これらの芸術に皆さんが気軽にアクセスできるようにこの場を提供しています」と話すのはバンク・オブ・アメリカ・ニューヨークシティー・プレジデントのアン・ウォーカー氏。

さらに、今年5月にオープンしたリトル・アイランド・ニューヨークでは「NYC FREE」と題し、9月5日まで460人以上のアーティストが参加し、160以上のパフォーマンスが行われる。こちらも公園の入場予約をすれば無料で見ることができ、「NYC FREE」では音楽、ダンス、コメディーなど、幅広い分野のアーティストが集結するため、何度行っても飽きることはないはず。

 

芝生の上で楽しめるブライアントパークピクニック

 

今年が初となるリトルアイランドの夏のイベント


各公演の詳細をチェック!

  • Shakespeare in the Park

【作品】Merry Wives
【開催期間】〜9月18日(午後8時〜)
publictheater.org

  • Bryant Park
    Picnic Performances

【作品】下記ウェブサイトにて確認
【開催期間】〜9月20日(午後7時〜)
bryantpark.org

  • Little Island NYC FREE

【作品】下記ウェブサイトにて確認
【開催期間】〜9月5日(時間はプログラムにより異なる)
littleisland.org

               

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