─ハワイ最新情報・前編─ 国内旅行で人気再燃 ハワイを満喫しよう
今年9月にアラスカ航空とハワイアン航空が統合し、ホノルルを第2の主要ハブとして確立させると発表。また、今年の国内旅行(*1)の人気ランキング第4位は、オアフ島が選ばれるなど今再び注目されている。小さな子供連れからシニア世代まで十分に楽しめるオアフ島を中心にハワイの魅力を特集してみた。来年春休みの旅先として計画してみては!(*1)U.S. News Travel調べ
「安い」「うまい」「早い」の三拍子揃ったメキシコ料理。ストリートフードやカジュアルダイニングのイメージが強いが、ニューヨークにはミシュランの星を獲得したり、独自のツイストをきかせたレストランもたくさんある。今号では、近所のメキシカンレベルを越え、遠出してでも行きたいメキシカンレストランを紹介する。(取材・文/古村典子)
ラテン系民族の多く住むニューヨークには、たくさんのラテン料理店がある。中でもメキシコ料理はタコスやブリトーのチェーン店を含めると、数ブロックに1軒は必ずあるほど。このメキシコ料理に今、新風が吹き始めている。
メキシカンが
ファインダイニングに
メキシカンフードが地元の食文化と合体して発展したテックスメックス(テキサス風メキシカン)やカルメックス(カリフォルニア風メキシカン)に比べると、ニューヨークでの進化の仕方はちょっと違う。傾向はいくつかあるが、顕著なのはメキシカンがファインダイニングにアップグレードしていること。ここ4、5年で新しい高級メキシカンが急増したが、実はこのタイプの老舗Rosa Mexicanoは1986年オープンなので、進化の歴史は長い。同店では食材の質と新鮮さにこだわり、ワカモレを注文すると、テーブルまでサーバーが来て調理してくれるのがシグネチャーだ。
食材へのこだわりは新しいファインダイニング、いわゆるコンテンポラリーメキシカンでも核となっていて、ソースもトルティーヤも自家製は当たり前。ローカルの新鮮な食材と、本国メキシコでしか手に入らないものをうまくミックスして使っている。そこにシェフの個性をプラスして、舌の肥えたニューヨーカーを楽しませている。
カジュアルな雰囲気を残しながらも、ストリート感覚とは一線を画すデコールやサービスもコンテンポラリーメキシカンのポイントだ。2021年発表のミシュランでは3軒(Casa Enrique/Claro/Oxomoco)が星を獲得している。こうしたスタイルの、カジュアルと高級路線の中間的なメキシカンがここ数年どんどん増えてきている。
アジア、ベジタリアン
そしてメスカルが鍵
多国籍文化が混在するニューヨークでは、メキシカンがアジア料理ともマリアージュ。天ぷらやお好み焼きソース、ゆずソース、キムチなどを取り入れたレストラン(Takumi Taco/Domo Taco/Kimchi Tacoなど)も人気だ。ブームは少し去ったが、数年前に登場したすしブリトー(発祥はサンフランシスコ)を出すレストランもある。こちらはメキシカンというより、すしやポケを扱うファストカジュアル店でのメニューとして提供される。
また、ベジタリアンやビーガンを意識したプラントベースのメキシカンレストラン(Bar Verde/Jajaja Plantas Mexicanaなど)は、ミレニアル世代の女子を中心に大人気。
ここ4、5年でぐっと注目度が上がったメスカル(アガーべから作る蒸留酒で、テキーラもメスカルの一種)も、カクテル好きのアメリカ人には既に定着し、メスカル専門店やメスカルバーを併設するレストランもある。
安くて美味しい、近所のストリートフードだったメキシカンが、わざわざ遠出してでも食べに行きたいデスティネーションレストランになりつつある。そしてその進化はこれからもまだまだ続きそうだ。
─ハワイ最新情報・前編─ 国内旅行で人気再燃 ハワイを満喫しよう
今年9月にアラスカ航空とハワイアン航空が統合し、ホノルルを第2の主要ハブとして確立させると発表。また、今年の国内旅行(*1)の人気ランキング第4位は、オアフ島が選ばれるなど今再び注目されている。小さな子供連れからシニア世代まで十分に楽しめるオアフ島を中心にハワイの魅力を特集してみた。来年春休みの旅先として計画してみては!(*1)U.S. News Travel調べ
米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。
ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。