春も目前になり、春夏ものが店頭を賑わせるこの季節。タウンユースも出来るスポーツ&アウトドアブランドはお洒落で着心地も良く、機能的。本号では街着でも取り入れられるスポーツ&アウトドアブランドを紹介する。
YAO 伝統とモダンが共存する一皿新時代の広東料理 「家宴(Jia Yan)6品コース(138ドル)
今号の巻頭では、みんな大好きなチーズを大特集! アメリカ、特にニューヨークにはおいしい地元産チーズや、絶品チーズ料理を提供するレストランがたくさんある。これを知らずしてニューヨークは語れないぞ!(取材・文/南あや)
ピザにチーズケーキと、ニューヨークの食文化には深い縁を持つチーズ。ナショナル・ヒストリック・チーズメーキングセンター(※注1)によると、チーズの歴史は人類が酪農を始めた8000〜1万年前までにさかのぼり、4000年前のエジプトの遺跡にも、チーズ作りに関する記述が記されているそうだ。
腐った牛乳の塊を食べた、保存目的に発明された、はたまた果物の果汁が牛乳に偶然混入したなど、チーズ発見の経緯は諸説ある。ローマ帝国時代にヨーロッパと中東を中心に製造方法が次々と確立され、ユリウス・カエサルの時代には、実に百以上の種類のチーズがあったようだ。
北米大陸にチーズが伝来したのは、比較的新しい約500年前。ニューイングランド地方で酪農を始めた、ピューリタン(イギリス清教徒)が始まりとされている。そこから徐々に西へと伝来していき、独立戦争のころには戦火の激しいニューイングランド地方に代わり、モホークバレーを中心としたニューヨーク州が、アメリカのチーズ生産の中心地となっていた。現在では、酪農が盛んなウィスコンシン州が「チーズの州」を自認している。
どのチーズも乳を発酵するところまでは共通なのだが、実にさまざまな種類がある。加熱処理を施したものがプロセスチーズ、そうでないものがナチュラルチーズ、といった具合に。使う乳(ウシ、ヤギ、水牛など)や生産国、食感などでも区分できる。
下記では、ニューヨーク在住のチーズモンガー(cheesemonger=チーズ愛好家の意)リズ・トーペさんの著書「ザ・ブック・オブ・チーズ」(※注2)で紹介されている、チーズの魅力をひも解くのにふさわしい「ゲートウェー(入門向け)チーズ」をピックアップ。
ハバティ (havarti)
ブリ (brie)
モッツァレラ (mozzarella)
チェダー (cheddar)
マンチェゴ (manchego)
タレッジョ (taleggio)
ブルー (blue)
パルメザン (parmesan)
スイス (swiss)
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本場アメリカのブルワリー&ビア・バー巡り 米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在
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今年のノミネート作品の傾向、出演俳優の話などを含め、授賞式の見どころを紹介していく。