編集部スペシャルレポート

日本酒文化を世界に広める酒サムライ

日本酒造青年協議会は、日本酒および日本文化を愛し、その素晴らしさを世界に広めるために尽力されている人に敬意を表し、2023年の「酒サムライ」の称号叙任者を決定した。

「酒サムライ」は2005年に同議会が日本から日本人の「誇り」が失なわれつつあるとの危惧から、日本酒の誇りを取り戻し、日本酒文化を日本国内のみならず、広く世界に伝えていくために、日本酒を愛し育てるという志を同じくするものの集いとして結成したもの。現在までに97人が叙任しており、日本酒や日本の食文化が世界に誇れる文化であることを発信している。

今月26日には京都府の松尾大社にて叙任セレモニーが開催される。ニューヨークからはT.I.C.レストラングループの八木秀峰さん、ベトナムからは国際環境コンサルタントの高橋漠さん、ブラジルからMEGA SAKE 創立者の太田ファビオ健司さん、日本の「SAKEとWINEを愛する女性の会」の代表理事の友田晶子らが新たに叙任される。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1218

お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション

秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。

Vol. 1217

紅茶をめぐる冒険

初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。

Vol. 1216

進化し続けるトイレの世界

日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。

Vol. 1215

今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー

コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。