編集部スペシャルレポート

映画『ターコイズの空の下で』上映 柳楽優弥さん、KENTARO監督が舞台挨拶

7月26日から8月6日にわたり、ジャパン・ソサエティーにて開催された北米最大の日本新作映画祭『JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ〜』。今年で16回目を迎える本映画祭では、様々なジャンルの最新日本映画から全29作品が上映された。その中で「センターピース」枠として取り上げられた『ターコイズの空の下で』は8月4日、5日の2日間にわたり上映された。本作品主演の俳優・柳楽優弥さんには、日本映画界へ著しく貢献した監督や俳優の功績を称える「CUT ABOVE賞」が贈られた。

8月4日撮影

壮大なモンゴルの大自然の美しさと旅の過程で成長していく主人公の姿に観客は引き込まれる一方、KENTARO監督によるユーモアある演出に客席からは時折笑い声が漏れた。上映後には柳楽優弥さんとKENTARO監督が壇上にて客席からのQ&Aに応じ、映画内で使用された音楽や撮影秘話について語った。


『ターコイズの空の下で』

Under the Turquoise Sky(米国初公開)2021年/95分/DCP

〈ストーリー〉

自堕落な生活を送る青年・タケシとモンゴル人ガイドが探し人を求めてモンゴル中を旅していく様を描くロードムービー。素晴らしい景色と深い謎に包まれながら、タケシは旅を通じて成長していく。

【監督】KENTARO

【出演】柳楽優弥、アムラ・バルジンヤム、麿赤兒

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