ニューヨーク3大チャイナタウンの1つ、ブルックリン区サンセットパーク8アベニュー(八大道)は別名グルメ通り。ぽかぽか陽気に誘われて食べ歩きに出かけてみよう。
在米日本人の健康と医療をサポートする「FLAT・ふらっと」がお届けする連載。アメリカで健康な生活を送
「CBD(シービーディー)」をご存知だろうか? 有効活用することでリラックス効果や安眠効果も得られるという、ナチュラル由来の成分。おうち時間も多い今、CBDを理解したうえでトライしてみては?(取材・文/菅礼子)
CBDとはカンナビジオールの略で、麻に含まれる113種類以上のカンナビノイド(生理活性物質)の一種だ。CBDスタートアップブランド「ドロップ」創業者の阿部滋輝さんに話を伺った。
「CBDや麻と聞いて、いわゆる気持ちを『ハイ』にさせる成分を連想したら、それは間違いです。大麻に含まれているTHCという成分は気持ちをハイにさせますが、CBDは反対に、痛みや炎症を抑える鎮静効果があります」
きちんとした知識がないと副作用や中毒性があると思いがちだが、それは全くの誤解だという。「CBDに中毒性はなく、使用用途が広く、ナチュラルな成分で体への負担も少ないということを理解してほしい」と阿部さん。
痛み止めや
アトピー対策も
痛みに対する鎮静効果とストレスなどを軽減する効果が認められているので、関節痛や頭痛に効くナチュラルな痛み止めとして、アスリートの局所的な筋肉痛にも効果的だと、阿部さん。
「私はアトピーがひどく、どんな薬を使っても軽減しなかったかゆみなどの症状が、CBDによって治ってきました。ストレス面ではセロトニン受容体に作用し、社会的不安やPTSDを和らげると報告されています」
州ごとに異なる扱い
アメリカでは州によってCBDの使用制限はまちまち。2020年の時点で多くの州で合法だが、「条件付きの使用は合法」という州もある。
アイダホ、サウスダコタ、ネブラスカなどの州でCBDを利用することは、’現在違法となっている。
「個人での購入は可能でも、カフェなどで食品にCBDを入れて販売するのはグレーゾーンだったり、常に変わるので情報はチェックした方がいいです」と阿部さん。
日本では、THCが微量でも含まれたアメリカ製のCBDオイルの使用は禁止など、ルールがあるので気を付けたい。
「CBDと一言でいっても、製造法や純度はさまざまです。『ドロップ』では麻の栽培から製造までを、一つの農家が一貫して行っていますが、そういうブランドは少ない。オーガニック栽培にこだわり、私たちの目の届くところで製造されているので、クオリティーコントロールも行き届いているんです」
阿部滋輝さん
「ドロップ」創業者
東京生まれ。
3歳の時、両親の仕事の関係でニューヨークへ移住。
大学卒業後、金融業界でキャリアを開始。
コーネル大学でMBAを取得後、ニールセンの経営コンサルタントとして活躍。
日本のスナックをサブスクリプションサービス「Snakku」をスタート。
2019年にCBDブランド「ドロップ(dollop.co.jp)」を立ち上げた(商品は近日中販売スタート予定)。
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今月のテーマ:坐骨神経痛って何?病気? 症状?(前編) (Vol.26) 現代に生きる老若男女が健康
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ニューヨーク3大チャイナタウンの1つ、ブルックリン区サンセットパーク8アベニュー(八大道)は別名グルメ通り。ぽかぽか陽気に誘われて食べ歩きに出かけてみよう。
3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。
今年のノミネート作品の傾向、出演俳優の話などを含め、授賞式の見どころを紹介していく。
ニューヨークも少しずつ春めいてきた。そろそろ夏休みの計画が気になり始める。特にお子さんのいる家庭では「サマーキャンプ、どうする?」といった会話が食卓でも上るのではないだろうか? 大自然の中で思いっきり身体を使うお泊まりキャンプから、ニューヨーク特有のリソースを利用する市内のデイキャンプまで選択肢は山ほどある。どうやったら2カ月を超える長い夏休みを子どもが退屈せず、かつ、親のストレスなく過ごせるか? サマーキャンプ選びのヒントを集めてみた。