─ハワイ最新情報・前編─ 国内旅行で人気再燃 ハワイを満喫しよう
今年9月にアラスカ航空とハワイアン航空が統合し、ホノルルを第2の主要ハブとして確立させると発表。また、今年の国内旅行(*1)の人気ランキング第4位は、オアフ島が選ばれるなど今再び注目されている。小さな子供連れからシニア世代まで十分に楽しめるオアフ島を中心にハワイの魅力を特集してみた。来年春休みの旅先として計画してみては!(*1)U.S. News Travel調べ
新型コロナウイルス(以下コロナ)による米国での感染者数は、185万人(累計)。ニューヨーク州は中でも最多の感染者数37・6万人超を記録した。感染の脅威だけでなく、失業(全米で4000万件超の失業保険が申請された)や生活環境の変化など、読者には数多の試練が降りかかった。
いまだに終息には至っていないが、今回は発行再開を記念して、これまでのコロナ騒動の変遷(せん)を、ニューヨークと日本、そして世界の三軸で振り返る。
始まりは人知れず
「中国の一部地域で、肺炎の症状が出る感染病が流行している」と最初に世界保健機構(WHO)が認識を示したのは1月9日。そのわずか14日後には、中国政府が武漢の封鎖に踏み切った。改めて振り返ると、米国と日本でも同時期に、初感染者が確認されている。
ちなみに、左のタイムラインで、米国初の死者(カリフォルニア州在住)は2月6日と記載したが、死亡当初はコロナと認定されておらず、4月になって初めて訂正された。それまでは、2月29日にワシントン州で死亡した患者が1人目だと考えられていたのだ。
「あの時」の沈黙が再び
日本で感染拡大する様子を見守っている間に、パンデミックの波は、3月にニューヨークに到来。またたく間にトイレットペーパーや石けんが街から消え、スーパーには入店待ちの長蛇の列ができる事態に。
増え続ける死者数の報道と、静まり返って気落ちする街を、在住歴の長い日本人たちは「9・11(同時多発テロ事件)の時のようだ」と評した。この虚しさと悲しさ、もう味わいたくないものだ。
─ハワイ最新情報・前編─ 国内旅行で人気再燃 ハワイを満喫しよう
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