お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
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ロングランから新作まで、ブロードウェーではミュージカル作品が山ほど上演中。住んでいるとなかなか観に行く機会がない、という人に、今号ではオススメ作品を紹介。(文/音成映舞)
眠らない街ニューヨーク。ネオンがきらびやかに輝くタイムズスクエア周辺は、深夜になっても観光客でごった返しているため、ほとんど行かないという人も多いだろう。
そもそも「ミュージカル」が始まったのはいつごろだろう。大衆演劇やオペラなどをベースに、アメリカ独自のミュージカルが誕生したのは19世紀ごろといわれている。ちなみに、最初に上演されたミュージカルは、1866年の「The Black Crook」という作品。
そして「ブロードウェー」とは、1842年に「ビクトリア劇場」を42丁目に建てたのが始まりといわれる。1900年初頭に劇場がいくつも建設されたことが、今日の劇場街の基盤となり、現在は41の劇場で、演劇とミュージカルの上演が行われている。
さらに、ブロードウェーにはオンとオフがあるのも特長の一つ。オン・ブロードウェーと言われるものは、座席が500以上ある劇場で上演される作品のこと。
一方、座席数の少ないオフからスタートし、人気となってオンに昇格する作品も多い。チケット入手困難といわれた「ハミルトン」も実は、オフからスタートした作品なのだ。
そんな中、今一番人気のミュージカルといえば、やはり「ムーランルージュ」だろう。2001年に大ヒットした映画のミュージカル版で、今年6月、アル・ハーシュフェルド劇場で開幕したばかり。昨年、ボストンで行われたトライアル公演(ブロードウェー公演前に、地方で実施するテスト公演)の評判も上々で、今チケットが取りづらい作品の一つとなっている。
主役のアーロン・トヴェイトさんとカレン・オリヴォさん
レディ・ガガの「バッド・ロマンス」で踊るタンゴシーンは必見
来年には、ヒュー・ジャックマンがブロードウェーに復帰する、「The Music Man」も上演決定。ますます盛り上がりそうだ。
次ページからは、初心者でも観やすいオススメ作品と、チケット購入方法や抑えておきたいポイントを紹介していく。
・豪華セット
・ノリノリ
・音楽
ストーリー
オハイオからパリに来たソングライターのクリスチャンは、キャバレー「ムーランルージュ」の歌姫、サティーンと出会い、一瞬で恋に落ちる。晴れて両思いになったものの、サティーンのパトロンである公爵にバレないよう、秘密の恋を続ける2人。だが、サティーンの体に潜む病魔が刻々と彼女をむしばみ、死が間近に迫っていた…。
見どころ
テーマは、「真実」「美」「自由」そして「愛」。映画「レ・ミゼラブル」で知られるアーロン・トヴェイトの圧倒的な歌唱力は、この作品最大の魅力! 映画の楽曲の他、ビヨンセ、アデル、ケイティ・ペリーなど、現代のヒット曲が満載。きらびやかな豪華セットはもちろん、最初から最後までお祭り気分で楽しめ、何度も観たくなる作品だ。
Al Hirschfeld Theatre
302 W. 45th St.
moulinrougemusical.com
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