巻頭特集

華麗にこなしてステップアップ ジャピオン読者の出張事情

普段から慣れない米国で頑張る社会人にとって、見知らぬ土地でビジネスチャンスを決めるのはひと苦労。今号は、そんな読者をほんの少し手助けする特集です。



出張はここが大変だ!
読者に聞く 自己流サバイバル術

今回話を聞いた10人の読者は、いずれも数多くの出張をこなしてきたベテラン社会人たち。出張の頻度と内容は異なるも、慣れない場所で大きな仕事をこなす緊張とプレッシャーは共通のはずだ。

 

鬼門はやっぱり空の便

トラブルとして最も多いのが、やはり飛行機のスケジュール変更。衝撃的なのが、「出掛ける当日の朝、間違ったフライト情報がメールで届きました」という、国家公務員・くーさんのエピソード。

「ニューヨークから出る最初の便は問題なかったのですが、乗り継ぎ便に乗り損ねました。航空会社のミスなのに、出発前に解決できず、現地カウンターで話をしろといわれ…。交渉するのは冷や汗ものでした」

英語が苦手な人には一層恐ろしい話だ。

一方、田中ノブコさん(セールス業)のように「エコノミーが満席だったので、ビジネスに乗せてもらえました」というラッキーハプニングもあるようなので、あまり構えずに空港へ行こう。


予想外のタイムロス!

陸路移動にも悲劇が。「フランスからの取材帰り、カメラのフィルムが入ったバッグを、グランドセントラル駅〜JFK間のシャトルバスに置き忘れたことがあります」と、過去を振り返るのは、ライターの佐々木香奈さん。

「シャトルの従業員が、走ってバスを追いかけて、カメラバッグを持って戻ってきてくれました。20ドルをお礼に渡したら小躍りして喜んでいた姿を、今も忘れません」

今はバックアップがデジタル化していることに感謝するばかり。一息ついたときの忘れ物には要注意!

また、「アップステートへの道中、インターハイウェーで7時間以上(!)の渋滞に引っ掛かってしまいました」(Miuさん/カスタマーサービス)というエピソードも寄せられた。みんな、さまざまなトラブルを乗り越えてきているよう。


快適求めるマイルール

滞在先選びは、「できる限りホテルは電車の駅の近くに取る」(Noriさん/旅行業)、「アポ相手の住所はもちろん、宿泊先近くのレストランやドラッグストアなどを入念に調査する」(蛍さん/ジャーナリスト)といった玄人のアドバイスを参考に。

荷造りでは「できるだけ身軽に」と心掛けている様子。「2、3日なら毎日同じ服を着る。下着とソックスは毎日変える」(佐々木香奈さん)、「ファスナー付きのプラスチックバックに小物をまとめて入れる」(田中ノブコさん)などの工夫が。

出張の必需品は、9人中5人が「スリッパまたはサンダル」と回答。確かにホテルや飛行機内は靴のオンオフが多いので便利。出張デビューを控えている人は旅行鞄に入れておこう。

その他、個性的な回答が、「ホテルのプールやジャグジーでくつろげるように」ということで「水着とサンダル」(yoshiさん/不動産仲介業)。そしてライフスタイルエディターのREIKOさんの必需品は、「セージのスプレー」。「色々なホテルに泊まりますが、霊がいたら嫌なので浄化に振りまく」とのこと。どれだけのハプニングを予想できるかが肝要なのだ!

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1218

お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション

秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。

Vol. 1217

紅茶をめぐる冒険

初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。

Vol. 1216

進化し続けるトイレの世界

日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。

Vol. 1215

今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー

コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。