コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。
この駅の周辺はどんな雰囲気なの? 何があるの?編集スタッフが歩いてリアルな情報をお届け マンハッタン
グリーンポイントといえばポーランド料理は外せない。伝統的な料理からモダンなものまで、食べ歩くのも面白い。
オーソドックスなポーランド料理ならここ!
グリーンポイント駅からすぐの所に位置するオーソドックスなポーリッシュレストラン。伝統的で素朴な料理を出すだけでなく、家庭的な雰囲気を提供している。店内を訪れるお客さんの多くはポーランド語を話すなど、その雰囲気が伝わってくる。
国民食としても人気のピエロギや豚肉のカツレツ風のコトレッタ、ロールキャベツのようなゴウォンプキなど、素朴な家庭料理はボリュームがあり、食べ応えも満点だ。少人数のグループで行くと何品かの料理を楽しむことができるだろう。メニューにはサンドイッチやハンバーガーもあり、ポーランド産のチーズが使われているなど徹底している。平日はお得なランチセット(15ドル)もある。夏場はポーリッシュビールや、ポーランド製のウォッカで作られたモヒートで喉の渇きを潤したい。サーバーが着用するポーランドの伝統衣装もお店の看板になっている。ポーランドの家庭的な料理を楽しみたいなら、ぜひ訪れてみよう。
Karczma
カルツマ
136 Greenpoint Ave., Brooklyn, NY 11222
TEL: 718-349-1744
karczmabrooklyn.com
国民食のピエロギが目白押し
「ビブグルマン2021」にも選ばれている手頃でおいしい店。マッキャレンパークのすぐ近くにあり、モダンなインテリアもヒップなグリーンポイントを表現している。剥き出しのブラウンストーンや白い陶器などは1960〜70年代のポーランドの民芸運動の影響を受けているという。
餃子のような皮の中にいろいろな具材を入れて食べるポーランドの国民食とも言われるピエロギが看板メニューのレストランとして知られ、ニューヨークで最もピエロギに力を入れていると自負している。それだけにラインアップも多く、ポテトやチーズが入ったオーソドックスなものから、中にはブルーベリーやストロベリーが詰め込まれたもの、ハラペーニョを乗せてエスニック風にアレンジしたもの、さらには「ピエロギブラッディーマリー」なるカクテルまであり、豊富な品ぞろえだ。
店主は「まだポーランドの魅力を知らない人たちに楽しんでもらいたい」という思いがあるとのこと。
Pierozek
ピエロゼク
592 Manhattan Ave., Brooklyn, NY 11222
TEL: 718-576-3866
pierozekbrooklyn.com
おしゃれでモダンなカフェ風のレストラン
24年以上にわたってグリーンポイントの地元民に愛されているオーソドックスなポーリッシュレストラン。家族経営の店で、代々伝わる家庭のレシピを再現している。2人の夫婦によって始められた店は店主の他界により、夫人と子供が店を引き継ぎ、地元民や友人たちに常に支え続けられてきたという。現在は夫人が中心となるお母さんの味が味わえる食堂的な存在だ。
メニューは豊富なスープのラインアップにビーガンメニューも充実し、ピエロギなどビーガンで提供しているものもある。ビーガンメニューが充実する反面、店主がブッチャーを営んでいたこともあり、お肉のメニューも種類が豊富で定評がある。もちろん伝統的なコトレッタやゴウォンプキもあり、全体的にメニューの数も多い。
現在ではモダンな雰囲気で若いお客さんにも人気。価格も比較的リーズナブルだ。惣菜のテイクアウトもできるので、地元の人たちが立ち寄って日常的に楽しんでいる光景もある。
Polka Dot
ポルカドット
726 Manhattan Ave., Brooklyn, NY 11222
TEL: 718-349-2884
polkadot.nyc
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