今週のニュースダイジェスト<〜2月2日>

1週間のNY近郊の話題をチェック


<ニューヨークシティー>

ニューヨークが首位 ベスト都市ランキング

メディア企業、タイムアウトが発表した2024年世界ベスト都市ランキングの1位にニューヨーク市が選ばれた。先月23日付CNNが伝えた。調査は世界の都市生活者約2万人とタイムアウト誌のライター、編集者らを組み合わせて行い、それぞれの都市のフードシーンや建築、文化イベントなどの要素を評価してまとめられた。ニューヨークがトップを獲得した理由には、数ある美術館や活気ある劇場シーンが挙げられ、世界の都市から最も引っ越してきたい場所にも選ばれている。2位は南アフリカのケープタウン、3位はドイツのベルリン、東京は8位に入った。

チップ控除制度 廃止案に飲食店が警告

ニューヨーク市の飲食店経営者の多数が市のチップ控除制度の廃止案に強く反対している。先月29日付FOX5ニューヨークが伝えた。提案された法案は、チップを含めた従業員の収入が最低賃金の16ドル以上である場合、雇用主に対して時給10・65ドルの基本給を支払うことを認める現行法を廃止し、チップ抜きで最低賃金を支払うよう求める。ホスピタリティーアライアンスの調査で、95%の店が現行制度の維持を希望、うち76%が廃止になればメニューの値上げが必要と回答。また人員削減や閉店の可能性もあるとし、チップ控除制度に大きく依存する状況が明らかになった。

<マンハッタン>

トランプ前大統領 8330万ドル賠償命令

トランプ前大統領から性的暴行を受けたという主張をめぐり、コラムニストのジーン・キャロルさん(80歳)がソーシャルメディア上で繰り返し中傷されたと訴えた名誉毀損裁判で、マンハッタン連邦地裁の陪審団は先月26日、トランプ前大統領に8330万ドルの賠償支払いを命じる評決を下した。同日付FOX5ニューヨークが伝えた。賠償金は性的暴行と名誉毀損で昨年、別の陪審から認められた500万ドルと合わせた合計額となる。評決が読み上げられる前に裁判所を後にした前大統領は、「法制度が制御不能で政治的武器として利用されている」と声明を出し、控訴すると述べた。

ストーカー男を逮捕 テイラー・スウィフト

ニューヨーク市警は先月22日、歌手のテイラー・スウィフトさんのトライベッカ地区の自宅付近に情緒不安定な男がいると通報を受け、デビット・クロウ被告(33歳)を逮捕したと発表した。先月24日付PIX11が伝えた。裁判所の文書によると、被告は昨年11月下旬から2カ月間に30回ほど目撃されており、警備員から繰り返し立ち去るよう求められていた。ストーカー行為とハラスメント罪で起訴され、罪状認否後、監視下の釈放となった。スウィフトさんのマンハッタン区のタウンハウスは、これまでにも本人の不在時に、ストーカーなどによる侵入が幾度か起きている。

<ブルックリン>

冷蔵庫から頭部発見 住人の女を起訴

NYPDは先月26 日、ノストランド・アベニューのアパートの冷蔵庫から頭部を含む遺体のパーツを発見し、住人のヘザー・スタインズ(45歳)を逮捕、死体隠匿の罪で起訴したと発表した。同日付NBCニューヨークが伝えた。匿名の情報を受け捜査官がアパートへ行くと、遺体のパーツを入れた冷蔵庫は派手にテープで覆われていた。逮捕後に精神鑑定を受けた被告は、遺体は昨年9月に夫が殺した地元の麻薬ディーラーで、彼女は殺人を目撃しておらず、夫は別の犯罪で収監中だと自白した。警察は遺体の身元を確認し、麻薬紛争に関連の殺人事件とみて捜査をしている。

<クイーンズ>

売春宿を摘発 マッサージ店装い営業

クイーンズ区のコロナ地区でマッサージパーラーを装い営業していた少なくとも6件の売春宿が性的人身売買の疑いで摘発された。先月26日付NY1が伝えた。一つは学校の近辺にあり、近隣住民や店舗のオーナーらが、売春が行われている可能性について懸念を示したことから、ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は警察と市役員による監視チームを編成。先月24日深夜にパーラーの営業を確認したNYPDは裁判所命令を受け、同日午後にこれらを閉鎖した。重要参考人として手配者がいるかは明らかになっていない。警察は不当な扱いを受けた女性たちを逮捕しない意向を述べた。

<ロングアイランド>

動物100匹を保護 絶滅危惧種など

先月23日、ナッソー郡ノースベルモアに住む男の家から外来種の野生動物や絶滅危惧種を含む100匹の動物が発見された。先月25日付NBCニューヨークが伝えた。捜査官によると、マシュー・スポーラー(32歳)は自宅裏庭や地下室に南米産の若いダチョウや絶滅危惧種のオオサンショウウオ、巨大アフリカカタツムリ、オオトカゲ、ヘビなどの爬虫類を不当に保有し、ストリートフェスティバルで見せ物にして金儲けをしていた。SPCA(動物虐待防止協会)は30件の違反行為で数千ドルの罰金を科し、家畜のアヒル、ガチョウを含む全ての動物を押収、保護した。

<コネティカット>

アレルギー死亡事故 クッキーを回収

先月11日、誤った材料表示が付いたスチューレオナルドのクッキーを食べた20代のイギリス人女性がアレルギー反応で死亡した事故を受け、商品回収が行われている。先月25日付ABC7ニューヨークが伝えた。ダンベリーとニューイントンの2店舗で昨年11月〜12月に販売されたバニラフロレンティンクッキーは、ラベルに原材料のピーナッツが記載されていなかった。クッキーユナイテッド社製のクッキーを再包装したスチューレオナルド社が材料変更を通知されなかったとする一方、卸業者はEメール記録とピーナッツを表示した自社ラベルの写真を証拠に提出した。

<ニュージャージー>

消防士の死を悼み 州が半旗掲揚

先月26日、プレーンフィールド市の消防士が住宅火災の消火活動中に死亡し、ニュージャージー州のフィル・マーフィー州知事は、弔意を示して州の旗を半旗にするよう命じた。先月27日付CBSニューヨークが伝えた。マルケス・ハドソンさん(32歳)は、2世帯住宅の火災の消火活動中、床が抜け落ちたか、もしくは階段からの転落が原因で大怪我を負い、病院へ運ばれたが死亡した。ハドソンさんは3児の父親で、同市で殉死した初めての消防士となった。燃えた家の住人は全員無事に避難し、3人の消防士が負傷したが命に別状はなかった。

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