今週のニュースダイジェスト<〜1月19日>

1週間のNY近郊の話題をチェック


<ニューヨークシティー>

市が予算削減撤回 教育関連資金を復活

ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は12日、11月の予算案で削減を決めたコミュニティースクールへ1000万ドル、小中学生のサマープログラム「サマーライジング」へ約2000万ドルの予算を復活させることを明らかにした。同日付amニューヨークが伝えた。コミュニティースクールと青少年プログラムに充てる予算額の削減を受けて、教職員組合連合は12月に阻止を求める訴訟を起こしていた。予算削減を撤回する動きは数日前からNYPD、FDNY、衛生局、公園局に対しても発表されており、市議会の批評家は市長の財政管理の不十分さを指摘している。

レストランウィーク 16日にスタート

ニューヨークの食通が心待ちにする2024年冬の「NYCレストラン・ウィーク」が1月16日から2月4日までの20日間、市内全域の参加レストランで開催される。12日付パッチが伝えた。レストランは30〜65ドルの価格帯でプリフィックスの特別メニューを提供。今回は621軒がこのイベントに参加しており、特に多いのは、マンハッタン区のアッパー・ウエストサイド、ブルックリン区のパークスロープ、ベッドスタイ、クラウンハイツ、プロスペクトハイツなどの地区となっている。公式サイトから料理の種類や地区別に参加レストランの検索ができる。

<マンハッタン>

「ハドソン川の奇跡」 15周年記念で再会

2009年1月にUSエアウェイズ1549便がハドソン川に不時着した「ハドソン川の奇跡」から15周年を迎え、搭乗客と乗務員が11日、ペイリーセンターで再会した。12日付NY1が伝えた。同機はラガーディア空港離陸直後に鳥の群れと衝突、エンジンが停止したが、パイロットのチェズリー(サリー)・サレンバーガー氏とジェフリー・スキルズ氏が巧みな操縦で水上へ着水させ155人全員の命を救った。その後も再会を重ねてきた仲間についてサレンバーガー氏は、「トラウマとなったが、最後は希望に満ちた驚くべき出来事を共有した者同士の絆がある」と述べた。

<オールバニ>

ランドマークを点灯 キング牧師記念日

ニューヨーク州のキャシー・ホークル州知事は15日夜、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーを称え、州のランドマークを赤、黒、緑にライトアップするよう指示した。同日付NBCニューヨークが伝えた。エンパイアステートプラザ、ペンステーション、マリオ・クオモ・ブリッジ、ナイアガラの滝など12カ所が点灯された。知事は声明で「キング牧師のレガシーは、彼が持つ信念の力と彼の使命を信じる私たちを通して生き続ける」と述べ、また「正義、平等、平和へのたゆまぬ追求を称え、それがより公平、公正な未来を目指す私たちを鼓舞し続ける」と〝X〟に投稿した。

<ブルックリン>

暴風雨の安全措置 移民1900人が避難

ニューヨーク市は9日、洪水を引き起こす恐れがある暴風雨の予報が出されたことから、ブルックリン区フロイド・ベネット・フィールドの人道的緊急対応・救援センターの移民1900人を避難させた。同日付NBCニューヨークが伝えた。市の広報担当者によると、移転はセンターで働く人、生活する人の安全と健康を確保するための予備対策で、約500世帯が20分ほど離れたジェームス・マディソン高校の講堂へバスで移動した。市危機管理局のザッカリー・イスコル局長は、センターのテントパネルは異常気象に対応できるものだが、十分に警戒しての措置だと述べた。

<クイーンズ>

深夜の住宅火災 一家全員と警官負傷

13日午前2時頃、クイーンズ区ヒルクレストの73アベニューと166ストリートにある2階建て集合住宅の一戸で火災が発生し、一家6人と警察官2人が負傷した。14日付NBCニューヨークが伝えた。消防隊が到着した時には2階部分は完全に炎に包まれた状態で、近隣の住民が、部屋に閉じ込められた7歳の娘を助けようと家の中に引き返し、背中や顔に大火傷を負った父親を目撃している。重体の父親と大人2人、7歳、9歳、10歳の子供3人が共に病院に収容された。また2人の警察官も煙を吸って負傷した。火災の原因についてはまだ発表されていない。

<ロングアイランド>

深刻な海岸浸食 政府の支援を要請

連続した暴風雨でサウスショアの多くの海岸で洪水と深刻な浸食が起きているロングアイランド・サフォーク郡の役員らは12日に記者会見を開き、バビロンのオーバールックビーチの浸食対策への支援を連邦政府に求めた。13日付ABC7ニューヨークが伝えた。現在閉鎖されている同ビーチは、継続的な浸食により過去10年間に数百フィートのビーチフロントを失っており、このまま浸食が進めば、ビーチの遊び場や他の建造物も失われることが懸念されている。郡と町は、緊急の対策と長期的な解決策を見出すために、連邦政府、特に陸軍工兵部隊の助けを要請している。

<ブロンクス>

トランプ名を撤去 「バリー・リンクス」に

ブロンクス区フェリーポイントのゴルフ場「トランプ・リンクス」が新たな経営陣のもと、「バリー・リンクス」へと名称を変えた。11日付ニューヨークタイムズが伝えた。カジノライセンスの獲得を狙うバリーズコーポレーションは昨年、180エーカーのゴルフ場の運営権を購入している。同日、新たなサインを掲げるイベントに参加したエリック・アダムス市長は、このリブランディングはブロンクス区の観光促進に繋がるとの見解を明らかにした。市内のホテルやマンションを含む他の物件と同様、ゴルフ場はかつての大統領名が撤去されたプロジェクトの一つとなった。

<ニュージャージー>

大統領選から離脱 クリスティー前知事

ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事は10日、支持の低迷を理由に2024年大統領選挙キャンペーンから撤退することを発表した。同日付ABC7ニューヨークが伝えた。2016年にドナルド・トランプ前大統領の政権移行チームを率い、在任中は助言を行った同氏だが、その後、過去の支持は「過ち」だったとし、共和党の主要なトランプ批判者として出馬していた。世論調査でトランプ氏に対抗して勢いを付けているとの見方が強まる元国連大使のニッキー・ヘイリー候補についてクリスティー氏は、「私からの支持を得る必要があるだろう」と述べている。

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