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スタテンアイランド区の旧カトリック学校の校舎を移民シェルターとする裁判をめぐって、裁判所は先月25日午後、同区のウェイン・オッツィ判事による収容の一時的差し止め命令を覆し、収容可能とする判断を下した。同日付NY 1が伝えた。シェルター反対のデモを受けてニューヨーク市と州を相手取り訴訟を起こしていたビト・フォセラ同区長や地元共和党議員らは逆転判決に失望し、あらゆる手段でシェルターの閉鎖に向けて力を尽くすと声明を出した。市はこれまで5万9000人以上の亡命希望者を保護しているが、同区に収容されているのはその2%に満たないと発表している。