1カ月遅れで可決 州予算2290億ドル<オールバニ>

2日深夜、州議会は先月1日の期限から1カ月遅れで2290億ドルの州予算を可決した。3日付NY1が伝えた。2026年までにニューヨーク市の最低賃金を15〜17ドルに引き上げ、児童税額控除を4歳以下の子供を持つ家族に拡大、学校支援を340億ドル以上増額する。所得税増税は見送り、タバコ税は1ドル増の5・35ドルとなる。気候変動対策では新築の建物でのガス使用を禁止。予算成立の遅れを引き起こしたキャシー・ホークル州知事が求める保釈金改革法改正では重大な犯罪事件に関する裁判官の裁量を増やし、銃暴力対策や州警察の拡大により多くの税金を注ぎ込む。

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