駐車場が崩壊 後片付けが難航＜マンハッタン＞

18日に倒壊し、駐車場管理者が死亡、５人が負傷した、ファイナンシャル・ディストリクトの建物の後始末が難航している。21日付ニューヨークポストが伝えた。市当局は21日、車両はガソリンや電気自動車用電池などを積んでいる上、構造的に不安定でさらなる崩壊の危険があり、作業は「非常に危険で複雑だ」と話した。倒壊の原因は、予備報告では1925年建設という築年数と最上階の車両数の過多だとされる。また壁や屋根の約11フィートのひび割れなど、大規模な修理を必要とする構造上の問題もあり、マンハッタン地方検事局は、崩壊原因が犯罪である可能性の調査を開始した。