スワッティング 州内の学校で多発<オールバニ>

最近、ニューヨーク州内の数十の学校で、暴力行為を警告して警察を動員し、教室からの避難を余儀なくさせる虚偽通報「スワッティング」事件が相次ぎ、州議会が対策を協議している。6日付NY1が伝えた。学校警備員の訓練や学校などが標的の脅迫に対する刑事責任拡大に加え、現在は軽犯罪であるスワッティングを重罪とし、3万5000ドルの罰金と懲役刑3年を課すなどとする法案を、6日に超党派で提案した。キャシー・ホークル知事は現在州当局が調査中だと述べたが、警察と国土安全保障省は通報は国外からのものだと考えており、犯人探しは困難だと予想されている。

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