「ケトリング」訴訟 市が賠償金支払に同意<ブロンクス>

2020年6月にブロンクス区モットヘブンで行われた「ブラック・ライブズ・マター」抗議集会で、警察官が「ケトリング(封じ込め)」戦術を用いて暴行を加え、大量の不当逮捕を行ったとしてデモ参加者が起こした訴訟で、原告と市が和解した。1日付amニューヨークが伝えた。市は、同年5月にミネソタ州でジョージ・フロイトさんが警官に殺されたことへの抗議集会の参加者300人以上に各2万1500ドル支払うことに同意した。和解総額は大量逮捕者が出た集会の参加者に支払われた中で過去最高となる。逮捕者の起訴は同年9月にブロンクス地方検事局が棄却した。

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