義務から任意に 市職員のワクチン接種<ニューヨークシティー>

ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は6日、市職員に対する新型コロナワクチン接種義務を廃止すると発表した。同日付パッチが伝えた。10日以降、接種は任意となるが、市長は接種証明書を提出しなかったために解雇された1780人の元職員に対しては、自動的な復職はないが、前職への再就職の応募は自由だと述べた。また96%以上の市職員が完全接種済みで、市民の80%以上が2回接種を受けていると話し、市職員のパンデミック中の献身的な奉仕に感謝の意を表した。市保健局は、公務員の接種義務終了の約3カ月前に、民間企業の接種義務を終了させている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。