グラセンにLIRR乗り入れ開始<マンハッタン>

先月25日、グランドセントラル駅の地下約46メートルに新ターミナルが開業、「グランドセントラル・マディソン駅」にロングアイランド鉄道(LIRR)が乗り入れた。同日付ゴッサミストが伝えた。1968年に計画され、財政難により遅れに遅れた116億ドルの巨大プロジェクトがついに完成。真新しいコンコースを草間彌生、キキ・スミスのモザイク壁画が飾っている。約3週間同駅とクイーンズ区ジャマイカ駅間で毎時1、2本のシャトル便を運行した後、毎時最大24本のフル運行を開始する。MTAは同駅の開通で乗客の通勤時間が最大40分短縮できると見積もっている。

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3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。