顔認識で入場拒否 ドーラン氏を非難<マンハッタン>

マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)エンターテイメント社に対する訴訟を担当する弁護士事務所の弁護士がMSGでのスポーツ観戦を禁じられたことを受け、ブラッド・ホイルマン州上院議員らは15日、同社のジェームズ・ドーランCEOが顔認識システムを会場の安全確保より自社利益のため使用していると避難した。同日付amニューヨークが伝えた。入場拒否はこれで4人目、議員らは顧客差別、個人情報窃盗への懸念を示し、システム使用を辞めなければ酒類販売ライセンスと非課税措置の停止を求めると述べた。MSG側は訴訟から社を守る権利だと主張している。

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