サル痘感染拡大州が緊急事態を宣言<健康>

昨年7月30日、ニューヨーク市のエリック・アダムス市長とアシュウィン・バサン市保健局長が、サル痘感染拡大を受け、「公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。同日付NY1が伝えた。これは、ニューヨーク州のキャシー・ホークル州知事が「州の緊急事態」を宣言した翌日に出され、保健精神衛生局は、保健条例に基づいて緊急命令を出したり、条例の規定を変更し、まん延を遅らせる措置を講じることができる。宣言発令時、市民約15万人が感染の危機にあるとされ、市保健局によると、同月29日時点の市内の推定感染数は、約1300例。連邦政府は同月28日、追加で8万人分のワクチンを市に送ると発表した。

 

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