フォアグラ禁止法州法に違反と通達<ニューヨークシティー>

ニューヨーク州農業市場局は14日、ニューヨーク市に対し、市内でのフォアグラ販売禁止は、農場の存続を脅かすもので、州法に違反すると通達した。16日付ニューヨークポストが伝えた。アヒルやガチョウへの強制給餌は動物愛護に反するとして、市議会が2019年に可決した同法に対し、農産物が「市民の健康、安全、福祉」を脅かさない限り、市に販売を禁止する規制権限はないとする。11月発効予定だった禁止法は、9月にサリバン郡の2つの生産農場が起こした裁判により保留となっていた。禁止反対派はフォアグラはキャッツキル経済の重要な生命線であると主張している。

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