地下鉄駅職員ブース外で対応へ<ニューヨークシティー>

MTAは8日、これまで地下鉄のトークンブース内で業務を行っていた職員を、来年からホームや改札に配置することで輸送労働組合(TWU)第100支部と合意したと発表した。同日付amニューヨークが伝えた。マシンによるメトロカードのチャージや、銀行口座直結でタッチ決済のOMNYの普及などで、ブースを利用する客は減少していた。MTAでは職員の雇用を守るため、時代に合った顧客サービスに切り替えてゆく必要があり、来年からブースの外でより効果的に案内や手助けができるよう、新たな任務につく職員のトレーニングを実施している。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。