盗まれた絵画半世紀後に戻る<スタテンアイランド>

1970年にスタテンアイランド区のヒストリック・リッチモンドタウン博物館から盗まれた絵画が戻ってきた。4日付ニューヨークポストが伝えた。盗まれた他の収蔵品は翌年ブルックリン区で発見されたが、地元の名士だったアン・トッテンの肖像画は行方不明のままで、昨年10月、盗難の件を知っていたサンフランシスコの収集家からオークションに出品されていると連絡があり、FBIと競売会社の協力のもと同館に返却された。出品者の美術修復家の話では、90年代後半に修復を請け負ったが依頼人が取りに来ず、出品を決めたという。

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1203

大学進学を考える 日本と米国、二つの国で学び暮らす選択

コロナ禍を経験して社会は大きく変わった。日本社会も例外ではない。未来を見据えて、グローバルな大学進学の選択肢の一つとして、米国と日本で自分たちのルーツを生かす学びについて掘り下げる。

Vol. 1202

メトロノース鉄道に乗って行く 週末プチお出かけ〜コールドスプリング編〜

メモリアルデーとともに本格的な行楽シーズンが到来。日帰りディストネーションとしてニューヨーカーに人気のパトナム郡コールドスプリングを訪ねてみた。

Vol. 1201

注目の起業家たちにインタビュー〈続編〉 ニューヨークで奮闘する革新者たち

既存のビジネスの枠に収まらない彼らが新たに切り開く道こそが、未来を変える。その情熱とアイディアの根源を聞いた。これから起業したい人必見!

Vol. 1200

今、ニューヨークを駆け抜ける 注目の企業家たち

社会にイノベーションを起こした女性起業家たちにインタビュー。彼女たちの情熱とポジティブなマインド、アイデアをビジネスに変えるまでの方法を聞いた。次号は男性篇をお届け。これから起業したい人はお見逃しなく!