食中毒流行が懸念保健局が調査<ブルックリン>

10月に入ってからブルックリン区で約50件の食中毒感染の事例報告があったことを受け、ニューヨーク市保健精神衛生局はカンピロバクター菌感染の流行の可能性について調査を始めた。先月26日付NBCニューヨークが伝えた。カンピロバクター菌は生や加熱が不十分な鶏肉の摂取、菌を持った動物との接触などで感染し、熱や嘔吐下痢などの胃腸炎を引き起こし、入院に至る場合もある。米疾病予防管理センター(CDC)は全米で年間150万人が罹患すると推定する。報告より多くの感染者がいると考えられ、保健当局は原因となる食料源の特定を進めている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。