食中毒流行が懸念保健局が調査<ブルックリン>

10月に入ってからブルックリン区で約50件の食中毒感染の事例報告があったことを受け、ニューヨーク市保健精神衛生局はカンピロバクター菌感染の流行の可能性について調査を始めた。先月26日付NBCニューヨークが伝えた。カンピロバクター菌は生や加熱が不十分な鶏肉の摂取、菌を持った動物との接触などで感染し、熱や嘔吐下痢などの胃腸炎を引き起こし、入院に至る場合もある。米疾病予防管理センター(CDC)は全米で年間150万人が罹患すると推定する。報告より多くの感染者がいると考えられ、保健当局は原因となる食料源の特定を進めている。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。