外国人の投票認めずニューヨーク市政選挙<スタテンアイランド>

スタテンアイランドのラルフ・ポージオ判事は先月27日、ニューヨーク市議会が2021年に可決した、市民権を持たない外国人に市政選挙の投票権を認める法案は、違憲だとして差し止めを言い渡した。同日付ABC7ニューヨークが伝えた。法案は市内に80万人以上いる合法的な居住者や、永住権保持者を対象としていた。同判事は「ニューヨーク州法は正式な市民のみ投票権を持つと定め、非市民は含まない」とした。提訴人の1人で共和党全国委員会のロンナ・マクダニエル委員長は「アメリカの選挙は、アメリカ市民により決定されるべき」と述べ、法案阻止を喜んだ。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。