赤ちゃん誕生絶滅危惧のカンガルー<ブロンクス>

ブロンクス動物園は先月29日、アカキノボリカンガルーの赤ちゃんがお母さんの袋から顔を出したと発表した。同日付パッチが伝えた。アカキノボリカンガルーは、パプアニューギニアの熱帯雨林の山地に生息し、木の上で生活をする。成長した雄でも体重は20〜25パウンドと小型で、絶滅危惧種に指定されている。人間の親指の爪ほどの大きさで誕生する赤ちゃんは生後約7カ月母親の袋の中で過ごす。同園で2008年以来初めてこの種が誕生したことを喜ぶジム・ブレーニー園長は、「自然界の進化的適応の1つを観察するまたとない機会だ」とニュースリリースで述べている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。