赤ちゃん誕生絶滅危惧のカンガルー<ブロンクス>

ブロンクス動物園は先月29日、アカキノボリカンガルーの赤ちゃんがお母さんの袋から顔を出したと発表した。同日付パッチが伝えた。アカキノボリカンガルーは、パプアニューギニアの熱帯雨林の山地に生息し、木の上で生活をする。成長した雄でも体重は20〜25パウンドと小型で、絶滅危惧種に指定されている。人間の親指の爪ほどの大きさで誕生する赤ちゃんは生後約7カ月母親の袋の中で過ごす。同園で2008年以来初めてこの種が誕生したことを喜ぶジム・ブレーニー園長は、「自然界の進化的適応の1つを観察するまたとない機会だ」とニュースリリースで述べている。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。