1週間のNY近郊の
ブロンクス動物園は先月29日、アカキノボリカンガルーの赤ちゃんがお母さんの袋から顔を出したと発表した。同日付パッチが伝えた。アカキノボリカンガルーは、パプアニューギニアの熱帯雨林の山地に生息し、木の上で生活をする。成長した雄でも体重は20〜25パウンドと小型で、絶滅危惧種に指定されている。人間の親指の爪ほどの大きさで誕生する赤ちゃんは生後約7カ月母親の袋の中で過ごす。同園で2008年以来初めてこの種が誕生したことを喜ぶジム・ブレーニー園長は、「自然界の進化的適応の1つを観察するまたとない機会だ」とニュースリリースで述べている。