記録的インフレ率家計圧迫の懸念<ニューヨークシティー>

労働省は12日、3月の全国のインフレ率が40年来の高水準だったと発表した。14日付パッチが伝えた。サプライチェーン問題や消費需要の増加、ウクライナ戦争による食糧やエネルギー市場の変動などにより、過去数カ月でインフレ率が急上昇、ガソリン価格は前年比48%、食費は10%上昇した。「ブルームバーグニュース」は、ニューヨーク州民の生活費は今年約5200ドル増えると予想した。労働統計局の報告では、ニューヨークやニュージャージーで物価が2月の0・3%から3月は1・3%と上昇、ニューヨーク市では前年比6・1%増となり、1991年2月以来の最高値を記録した。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。