図書館に大量返却延滞料の廃止以来<ニューヨークシティー>

昨年秋にニューヨーク公立図書館が延滞料を廃止して以来、マンハッタン、スタテンアイランド、ブロンクスで2万1000冊以上、ブルックリンで5万1000冊以上の未返却または紛失していた本が返却された。先月31日付CBSニューヨークが伝えた。マンハッタン区のミッドタウン分館のビリー・パロット館長の話では、長年紛失していた本がようやく戻ってきたと話し、1959年が期限だった本や、お詫びの手紙入りのものもあったという。また延滞料廃止を機に、人々が図書館に戻ってきている。現在、延滞料はないが、紛失の場合は本の購入費用を支払う必要がある。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。