図書館に大量返却延滞料の廃止以来<ニューヨークシティー>

昨年秋にニューヨーク公立図書館が延滞料を廃止して以来、マンハッタン、スタテンアイランド、ブロンクスで2万1000冊以上、ブルックリンで5万1000冊以上の未返却または紛失していた本が返却された。先月31日付CBSニューヨークが伝えた。マンハッタン区のミッドタウン分館のビリー・パロット館長の話では、長年紛失していた本がようやく戻ってきたと話し、1959年が期限だった本や、お詫びの手紙入りのものもあったという。また延滞料廃止を機に、人々が図書館に戻ってきている。現在、延滞料はないが、紛失の場合は本の購入費用を支払う必要がある。

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