1週間のNY近郊の
ニューヨーク近代美術館(MoMA)で入館を断られたことに腹を立て、職員2人を刃物で刺して逃走していた男が15日、フィラデルフィアのバスターミナルで逮捕された。同付NBCニューヨークが伝えた。警察によると、ゲーリー・カバナ容疑者(60歳)は宿泊したホテルのフロント係の通報がきっかけで逮捕され、ホテルで起きた放火への関与も疑われている。MoMAの会員だった容疑者は、たびたびトラブルを起こし、事件前日に会員資格を取り消されていた。刺された男女の職員は命に別状はないと伝えられたが、美術館は事件後2日間休館した。