市長就任初の予算案財政規律を重視<ニューヨークシティー>

ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は16日、就任後初の予算案を発表した。同日付NY1が伝えた。7月1日開始の2023年会計年度に、予算準備金61億ドルを含む985億ドルを計上。勤労所得税額控除の拡大や、保育や母性保健への支出を強調する一方、警察予算は増やさず、人員の再配置で治安回復を目指す。株式や不動産市場の好況で予想以上の税収だったが、経済回復は他の地域より遅く、市民にリモートワークをやめて職場に戻るよう促した。予算案は市議会との交渉の第一歩で、6月末に合意予定。市長は「何十年もの非効率と無駄遣いからの脱却」を約束した。

               

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Vol. 1297

今話題のプランタンニューヨーク

今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。

Vol. 1296

いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情

男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!

Vol. 1295

大人も楽しいブロードウェーミュージカル

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Vol. 1294

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は「丁寧・フレキシブル・手頃な価格」で親しまれる引っ越し業者ターザンムービングの代表・ホセさんと、個々の状態に応じてカスタマイズした施術を行う、マッサージ・セラピストの秋山さんに話を伺った。