ブースター義務撤回医療従事者不足の恐れ<オールバニ>

ニューヨーク州保健当局は18日、人手不足の懸念のため、医療従事者の新型コロナウイルスワクチン追加接種義務を強制しないと発表した。20日付ABC7ニューヨークが伝えた。ブレークスルー感染の急増を受け、1月にキャシー・ホークル州知事は今月21日を追加接種義務の期限としたが、メアリー・バセット州保健委員は、老人ホームや病院従業員のブースター接種率が75%にとどまる中、医療体制の逼迫(ひっぱく)を回避するため、接種義務強制の取り下げを決定したと述べた。州は病院と協力し、従業員の追加接種率を高めていく一方で、3カ月以内に追加措置の必要性を再検討する。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。