外国籍市民に選挙権80万人以上が対象に<ニューヨークシティー>

9日、1カ月前に市議会で可決された、非米国籍市民に地方選挙権を与える法案が法制化された。同日付PIX11が伝えた。対象は市内に30日以上居住する永住者及び法的な労働許可を持つ者で、2023年以降、市長や市議会議員、区長などへの投票が可能になる。反対派は異議を申し立てるとするが、裁判所が却下した場合、外国人に広く地方選挙権を与える全米初の大都市となる。ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は当初、30日という居住基準への懸念を示していたが、後に法律の支持を表明。市長が法案成立を阻止できる30日間の期限は9日午前0時に終了した。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1226

寒い日にお家で食べたい袋麺はコレだ!!

寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。

Vol. 1225

これが噂のウェグマンズ

この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。

Vol. 1223

ラジオシティー・ミュージック・ホール魅力

ニューヨークに住んでいると一度は訪れたことがあると思われるラジオシティー・ミュージック・ホール。冬の公演、『クリスマス・スペクタキュラー』のロケッツはもちろん、長い歴史の裏側は意外と知られていない。今号では、知っているようで意外と知らない同ホールについて紹介していく。