1週間のNY近郊の
1965年にハーレムで起きた人権活動家のマルコムX氏暗殺で終身刑を受けた3人のうち、ムハンマド・アブドゥル・アジズ氏とカリル・イスラム氏の有罪が18日、破棄された。19日付CBSニューヨークが伝えた。マンハッタン地方検事局は、2人の無実を示唆するネットフリックスのドキュメンタリー放映後、22カ月に及ぶ再調査に着手。サイ・バンス検事は、FBIとNYPDが無罪につながる証拠を隠蔽(いんぺい)したとして謝罪した。両氏は80年代に仮釈放されたが一貫して無実を主張、3人目の犯人も2人の無実を証言していた。アジズ氏は現在83歳。イスラム氏は2009年に亡くなった。