市が食事を支援フードトラックで無料<ブロンクス>

ニューヨーク市緊急管理局はフードトラック協会と提携して、熱帯低気圧「アイダ」で大被害を受けた地域に食べ物を提供している。先月24日付NY1が伝えた。ブロンクス区スロッグスネックでは、無料で食べ物が得られるフードトラックに行列ができている。同局広報担当者は、フードトラックに加え、生活困窮家庭に14万7000食の配達も行ってきたとし、サービスを当分の間続けると述べた。一方、スロッグスネックビジネス改善地区のボブ・ジーン理事は、パンデミックですでに苦境に立たされている地域レストラン保護のため、フードトラックを商店街から住宅地へ移動するよう要請している。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。