1週間のNY近郊の
FDA(食品医薬品局)は23日、マンハッタン区ミッドタウンに本社を置く製薬大手ファイザーとドイツのビオンテックが開発したワクチンの16歳以上への使用を正式承認した。同日付amニューヨークが伝えた。正式承認は国内で使用されている3種の新型コロナウイルスワクチンでは初となる。22日付データでは、昨年12月の緊急承認以降、米国内では2億400万人以上がファイザー製ワクチンを接種しており、現時点では約51%のアメリカ人が2回の接種を完了している。デルタ株が拡大する中、当局は正式承認により、未接種の国民のワクチンへの懸念を払拭し、接種率の向上を目指す。