アジア系への憎悪犯罪対策にホイッスル 中華街で老人を中心に100個以上配布<マンハッタン>

パンデミック以来、アジア系住民への暴力事件が急増したことを背景に先月24日、アジア地域団体が中華街のシニアセンターで黄色いホイッスルを100個以上配布した。同日付PIX11が伝えた。希望と春の水仙を象徴する黄色いホイッスルには、“We Belong”の文字を印刷した。危険な状況で吹いて助けを呼べるよう、すでに全米で25万個以上が配られている。同地域団体の設立者は、「電池も不要、言葉の壁もない、暴力への反撃手段として簡単で有効な道具だ。アジア系に限らず、誰でも危険な状況に備えて持っていて欲しい」と語った。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1226

寒い日にお家で食べたい袋麺はコレだ!!

寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。

Vol. 1225

これが噂のウェグマンズ

この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。