刑務所の独房監禁を廃止 ニューヨーク市矯正局が満場一致で採決<マンハッタン>

ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は、市内の刑務所における独房監禁を廃止すると発表した。8日付FOXニューヨークが伝えた。1日20時間〜24時間に及ぶ独房監禁は、服役囚の精神や肉体に著しい損害を与えるリスクがあることが認識されており、収監者とスタッフにとって、安全でより人道的なシステムへと移行する。秋から施行される新しい規律には、1日最低10時間は独房外で過ごす、最低でも1人の人と交流することなどが含まれる。16歳〜21歳、また精神病の人の独房への収監は、数年前に既に取り止められている。

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