4月にMTAにハッキング被害 交通機関の運行に支障なし<マンハッタン>

交通当局は2日、MTAのコンピュータシステムが4月にハッキングを受けた事実を認めた。3日付NY1が伝えた。これは中国政府が関連する集団による一連のサイバー攻撃で、MTAは4月20日、FBIと国家安全保障局、サイバーセキュリティー・インフラセキュリティー庁の警告でその事実を知った。サイバーセキュリティー会社の調査では、交通機関の運行に支障は出ておらず、従業員や利用者の情報漏えい、データ紛失、システム変更なども確認されなかった。MTAは自身のセキュリティーシステムが作動し、不正アクセスの拡大を阻んだと話した。

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