プラザホテルが営業再開 宿泊税免除で観光業復興の追い風に <マンハッタン>

老舗高級ホテルのプラザホテルは20日、昨年3月以来となる営業を再開した。同日付PIX11が伝えた。5アベニューとセントラルパーク・サウスに面して建つ、ニューヨークのランドマークとも言われる1907年創業の同ホテルは、現在は収容人数の40%で操業している。新型コロナウイルス感染拡大以降、ニューヨーク市への観光客数は2019年の6600万人から、20年には2300万人と激減し、約20万人が失業した。その観光振興策として、ビル・デブラシオ市長は6月1日より3カ月間、宿泊税5.875%を免除する州知事命令に署名している。

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3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。