1週間のNY近郊の
マンハッタンの北25マイルに位置するインディアンポイント原子力発電所が、先月30日で永久閉鎖された。同日付NY1が伝えた。ニューヨーク市の電力の25%を供給してきた発電所は、60年を経て老朽化、大都市圏に近い立地やテロ標的へのリスクなど、かねてより不安要素が多く、電力会社エンタジー社とニューヨーク州政府は閉鎖の合意に至っていた。代替エネルギーに天然ガスの燃焼があげられるが、州の「クリーンエネルギー基準」は、2040年までに脱炭素化で100%の電力供給をすることを義務付けており、課題も横たわる。