4億ドルの出版契約中に死者数改ざんか クオモ知事に新たなスキャンダル <オールバニ>

セクハラの告発や老人ホームの死者数改ざんと、スキャンダル続きのニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事に、新たな疑惑が生じた。2日付FOX5ニューヨークが伝えた。昨年6月、新型コロナ対応における同知事のリーダーシップをつづった本の4億ドルといわれる出版契約の交渉中、メリッサ・デローサ氏を含む側近らが、「知事のイメージと本の売り上げを守るため」に、死者数を改ざんしたとニューヨーク・タイムズ紙が報道。多くの州民が犠牲となったパンデミックを、同知事が金儲けに利用したと見られれば、政治生命に影響すると見ている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1226

寒い日にお家で食べたい袋麺はコレだ!!

寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。

Vol. 1225

これが噂のウェグマンズ

この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。

Vol. 1223

ラジオシティー・ミュージック・ホール魅力

ニューヨークに住んでいると一度は訪れたことがあると思われるラジオシティー・ミュージック・ホール。冬の公演、『クリスマス・スペクタキュラー』のロケッツはもちろん、長い歴史の裏側は意外と知られていない。今号では、知っているようで意外と知らない同ホールについて紹介していく。