1週間のNY近郊の
セクハラの告発や老人ホームの死者数改ざんと、スキャンダル続きのニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事に、新たな疑惑が生じた。2日付FOX5ニューヨークが伝えた。昨年6月、新型コロナ対応における同知事のリーダーシップをつづった本の4億ドルといわれる出版契約の交渉中、メリッサ・デローサ氏を含む側近らが、「知事のイメージと本の売り上げを守るため」に、死者数を改ざんしたとニューヨーク・タイムズ紙が報道。多くの州民が犠牲となったパンデミックを、同知事が金儲けに利用したと見られれば、政治生命に影響すると見ている。