保護種のサメを不法取引 違法所持の男に有罪判決 <アップステート>

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は17日、ハドソンバレーのダッチェス郡に在住の男が、違法に所持していた保護種のサメを不法取引した罪で有罪判決を受けたと発表した。18日付デイリー・ボイスが伝えた。

有罪となったジョシュア・セギン被告(40)は、同州法で保護種と定められているメジロザメ7匹を販売目的として自宅のプールで違法に所持しており、野生生物の不法商取引の罪を認めた。同被告は、5000ドルの罰金の支払いを命じられ、条件付で釈放された。

同州環境保全局によると、同被告は2017年7月にジョージア州で無免許運転と、トラックの荷台の水槽に小型のサメを5匹所持していたことで逮捕。サメを販売する目的で同州に輸送していたことと、自宅でも生きたサメを所持していたことを認めた。またその後の調査で、同年6月までサメをオンラインで販売していたことも分かった。当局が自宅を捜索したところ、メジロザメ7匹の他、3匹のサメの死骸が見つかったという。

               

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