1週間のNY近郊の
ロングアイランドのサフォーク郡地方検事局は4日、ギャングに殺害された10代の少女の追悼式をかく乱して少女の母親をひき殺した女に、刑事過失致死罪と器物損壊罪などで9カ月の懲役を言い渡した。同日付PIX11が伝えた。
被告がひき殺したのは、反ギャング活動家のエブリン・ロドリゲスさん。ロドリゲスさんの娘は2016年、MS—13ギャングの待ち伏せを受けて殺害され、同年9月14日に遺体が見つかった。
その2年後、ロドリゲスさんが娘の追悼式を行っていたところ、同じ通りにある母親の家を訪れていた被告がろうそくや花を捨て、故人をしのぶ品物を車で持ち去ろうとした。動揺したロドリゲスさんが被告に立ち向かったため、被告は自動車のアクセルを突然踏み、ひき殺した。被告は、「追悼式のせいで母親の家が売れなくなることを懸念した」と述べた。
ロドリゲスさんは娘の死後、反ギャング活動家となり、同郡地方検事局と協力してギャング犯罪と闘っていた。