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ニューヨーク市長室は、新型コロナ感染症による死亡者が市内で初めて確認された昨年3月14日から1周年となる今月14日(日)、亡くなった市民の追悼式を主催する。8日付NBCニューヨークが伝えた。
ビル・デブラシオ市長は昨年末、3月14日を追悼の日とすることを発表。追悼式は同日午後7時45分から行われ、ツイッター、フェースブック、ユーチューブでライブ配信される予定。同市は、犠牲となった人々の名前や写真を市長室にオンライン投稿するよう、遺族に呼び掛けている。
同市長は追悼式の意義について、「遺族と共にあることを示し、患者を救うために多くのことをした人々に敬意を表し、市をより良いものにしていく決意を新たにすることだ」と述べた。
ニューヨーク市は、新型コロナによる多大な人的・経済的被害を受けた。米疾病予防管理センター(CDC)の統計によると、市内でのコロナ関連の死亡者累計は、数日中に3万人に達する見込みだという。