一風変わったゴッホ展 市内で6月から開催 <マンハッタン>

世界的に評判となっている没入型デジタルアート展「イマーシブ・ヴァン・ゴッホ」が、ニューヨーク市内で6月10日(木)から開催されることになった。会場は未定。先月25日付amニューヨークが伝えた。

「星月夜」、「ひまわり」など、ゴッホの代表作が最先端のテクノロジーを使用したアニメーションとなり、広い会場に大きく映し出され、観客は作品世界を歩き回るという試み。展示には、イタリアのデジタルアートの巨匠、マッシミリアーノ・シカルディ氏が芸術監督を務めている。

この展示は、トロントとシカゴでチケットがすでに完売しており、3月にサンフランシスコ、5月にはロサンゼルスで開催される予定。ロサンゼルスでは、発売してから1週間で、8万枚以上のチケットを売り上げたという。

ニューヨークでのチケット価格は39・99ドルからで、先月26日から発売されている。鑑賞に要する時間は約1時間。時間を区切っての入場制限など、新型コロナ対策を行った上で開催される。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。