1週間のNY近郊の
ビル・デブラシオ市長は先月25日、NYPDに40年近く勤続したテレンス・モナハン警察長が退職し、新型コロナからの再生計画を担当するために新たに設置された、市の部署で上級顧問を務めることになったことを発表した。同日付NY1が伝えた。
同氏は、市の再生・安全計画の上級顧問として、新部署の責任者であるロレイン・グリロ氏の下で働くことになる。ロドニー・ハリソン刑事局長が同氏の後任。市内で育ったハリソン氏は2019年、黒人として初めて、NYPD刑事局長に就任した。
ハリソン氏は、「市内の安全改善に貢献していきたい。それには住民の協力が不可欠だ」と述べた上で、「平和的な抗議行動を行っている人々をNYPDが保護するよう、確実にしたい」と語った。