NYPD警察長退職 市の上級顧問引き受け <マンハッタン>

ビル・デブラシオ市長は先月25日、NYPDに40年近く勤続したテレンス・モナハン警察長が退職し、新型コロナからの再生計画を担当するために新たに設置された、市の部署で上級顧問を務めることになったことを発表した。同日付NY1が伝えた。

同氏は、市の再生・安全計画の上級顧問として、新部署の責任者であるロレイン・グリロ氏の下で働くことになる。ロドニー・ハリソン刑事局長が同氏の後任。市内で育ったハリソン氏は2019年、黒人として初めて、NYPD刑事局長に就任した。

ハリソン氏は、「市内の安全改善に貢献していきたい。それには住民の協力が不可欠だ」と述べた上で、「平和的な抗議行動を行っている人々をNYPDが保護するよう、確実にしたい」と語った。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。