大雪被害で動物を保護 テキサスから避難 <ニュージャージー>

記録的な大寒波に見舞われたテキサス州から、20日と21日の週末にかけて、数十匹の犬と猫がニュージャージー州に避難した。22日付NBCニューヨークが伝えた。

その大半は寒波のために停電や断水が起きた、テキサス州北部の動物愛護協会のシェルターにいた犬と猫だ。アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)が、被災地のシェルターなどからペットを他の地域に避難させる慈善団体と提携し、ニュージャージー州のモリスタウン空港まで航空輸送を行った。

ASPCAは、「テキサス州全域の動物が悲惨な状況に置かれている」と述べた。

ニュージャージー州マディソンの聖ヒューバート動物福祉センターを通じて、避難してきた犬と猫の引き取り手を募る。同センターは2016年以来、80以上の動物保護団体と提携して、2万頭以上の動物を被災地などから避難させてきた。同センターは、自然災害後に行き場を失った動物を、安全な場所に移動させる支援も行っている。

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