1週間のNY近郊の
ニューヨーク大学(NYU)は8日、新型コロナウイルス感染の流行が続く中、大規模な集会を開催できないことを理由に、2021年度の卒業式はバーチャル開催することを発表した。9日付NBCニューヨークが伝えた。
同大学のアンドリュー・ハミルトン学長は8日、電子メールの中で、ワクチンの遅延、新型コロナ変異体の出現、最近の高い感染率の持続などで大規模集会を開催できる可能性が低いこと、また継続的な旅行制限により、学生と招待客が式典のためにニューヨークに旅行できる可能性が制限されていることなどを理由に述べた。
同大学のバーチャル卒業式は、5月19日(水)の午前11時に行われる予定。本年度の卒業生は、公衆衛生ガイドラインで大規模な集会が許可され次第、対面式式典に招待される予定だという。
さらに昨年、2020年度の卒業式典もバーチャルで開催されたため、本年度の卒業式に招待される予定だったが、合わせて延期された。