アジア系への差別増加 新型コロナが原因 <マンハッタン>

 アジア系アメリカ人弁護士会ニューヨーク支部(AABANY)は、新型コロナウイルス大流行下のニューヨーク市内で、アジア系住民に対する差別や暴力が増えていると述べた報告書を発表した。12日付NBCニューヨークが伝えた。

 報告書によると、2001年の同時多発テロの後やドナルド・トランプ氏が大統領に選出された後、アジア系や中東系に対する嫌がらせや暴力事件が急増した。だがコロナ禍においては、憎悪の対象が主に東アジア人に向けられており、公式と非公式の両方の報告で暴力事件が急増しているという。

 全米では昨年3〜9月までの間に、新型コロナに関連した反アジア憎悪事件の報告が2500件以上あり、実際の数はさらに多いとみられている。市内では昨年末時点で、反アジア憎悪事件が259件報告されており、その大半は言葉による嫌がらせだが、身体的暴力や唾を吐くなどの行為も多い。さらに市内では、米国の他の都市に比べて、配車サービスを含む交通機関での差別が多いという。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1094

音は続くよ、どこまでも

音を楽しむと書いて「音楽」と読むがまさに今、長く続くコロナ禍で音楽が心の支えとなっている人も、多いのではないだろうか。  今号では、コロナに負けず活動を続けるミュージシャンたちを一部だが紹介していく。オンラインはもちろん、直接鑑賞できる機会も紹介。聞いて感じて、あなただけの癒やしの音を手に入れよう!

Vol. 1093

暮らしのトラブルに強くなる!

水道詰まり、ネズミ被害、家賃交渉——他の人が経験しているあれこれ、自分に降りかかった時のことは考えてる? 今号は、住居にまつわる意外と忘れがちな自衛対策を紹介。

Vol. 1092

寒い冬だからこそあったかスープで芯まで温まりたい!

寒さの厳しいニューヨークの冬には温かいスープを! 外食規制のある現在、家で作れるスープレシピをマスターするも良し。オススメのスープのテークアウトもよし。寒い冬を乗り切ろう!

Vol. 1091

創作の世界「縫う、編む、織る人々」

刺しゅう、手芸、編み物、キルト、洋裁、和裁……。布と糸を使った創作は幅広いが、今号は、オーダーメードで制作するアーティストや教室で教える講師の「縫う、編む、織る」作品にフォーカス。オリジナル作品をオーダーしたり、自宅で実際に作ってみたりしながら、創作の世界を感じてみよう。